第11回日本プライマリ・ケア連合学会 関東甲信越ブロック地方会

ご挨拶

2022年12月4日(日)に第11回日本プライマリ・ケア連合学会関東甲信越ブロック地方会の開催をいたします。
2022年8月の時点では新型コロナウイルスパンデミックの第7波の真っ只中にあり、まだまだ出口が見えないこともあり、今回の地方会もリモート中心の開催とすることを決断いたしました。
およそ3年近く続く今回のパンデミックからみえてきたことは、効率化、高密度化を是としてきた日本の首都圏の都市の構造がおおきく見直しを迫られていることです。そして、それと連動して、ヘルスケアシステム、とくに都市部のそれをどのように再設計するのかということが鋭く問われる現状があります。一つ例にあげると、いわゆるかかりつけ医の再定義が必要になっていることがあります。日本プライマリ・ケア連合学会は質の高いプライマリ・ケアを提供できる医師養成に長く取り組んできましたが、この養成のスピード感、ボリューム感が求められる時代にあったともいえましょう。
今回の地方会は1日という短い時間の開催となりますが、より濃密で有意義な集まりにするべく準備を進めているところです。みなさまの参加と活発な議論に期待しています。どうぞよろしくお願い致します。
 

第11回日本プライマリ・ケア連合学会 関東甲信越ブロック地方会
地方会会長  藤沼 康樹
(医療福祉生協連家庭医療学開発センター/日本プライマリ・ケア連合学会東京支部長)